我が国の主要政党の多くには「学生部及びそれに準ずる組織」が存在する。高校生から大学院生までを中心に、政治家との政策勉強会や施設訪問、街頭活動、政府や政党への政策提言、部内交流会などの様々な活動を行っている。

政党学生部は、近年の少子高齢化社会において、若者の政治参加を促し、若者の意見を広く取り入れることを目的としているが数多くの問題点が存在している。下記がその主な問題点である。

・政党学生部や若者団体同士の交流があまり盛んに行われていない

・政党学生部によって活動内容や頻度が異なりすぎる

・そもそもの政党学生部の存在が世間から認知されていない

　・入部方法や入部条件が複雑で不明瞭

　・昭和の学生運動のイメージがとても強い

・所属部員の問題

　・学生時代から政治思想が偏ってしまう可能性がある

　・部員の意思を無視した選挙への動員などがある

　・SNSでの批判の対象になる

・党内の会議（特に若者政策を議論する会義）に学生部員の席がない

こうした現状に対して「若者活躍推進学生部員連盟」を設立する。これにより、政党学生部同士の結束を強め、学生の声を政府や政党に届けやすくすると同時に、政党学生部の活動を活性化し、上記の問題について取り組んでいく。

令和5年 3月吉日（正式発足予定）